ワークショップ 第7・8回
2014.10.09開講
10月9日(木)、せんだいメディアテークで写真講座「商品を魅力的に撮る」を開催しました。フォトオフィスCHIBAの千葉裕幸さんを講師に招き、午前・午後の2部構成で商品写真をキレイに撮るためのポイントをイチから学びました。
◆まずはカメラの使い方から
良い写真を撮るためには、カメラの使い方をしっかりと覚えることが大切。シャッタースピード、絞り、ISO感度、ホワイトバランスなど、写真撮影に欠かせない知識を詳しく学び、千葉先生から「カメラの値段に関係なく、基本をしっかり覚えれば、皆さんも必ず良い写真が撮れます!」と力強い言葉をもらいました。受講生も持参したカメラを手にとって、マニュアルモードでの使い方を確認していました。
◆カタログ写真のポイント
商品写真はカタログ写真とイメージ写真に分けられ、それぞれに適した写真の撮り方があります。カタログ写真は、色や形、大きさなどお客様に商品の情報を正確に伝えることが求められます。今回は受講生が持参したバッグを例に撮影実習をしながら、押さえるべきツボを学びました。
◆イメージを伝えるために必要なことは?
次はイメージ写真。これも、受講生が持参した革の靴を使って撮影実習をしました。イメージ写真を撮るにあたって、小物の使い方や構図も重要ですが、何よりも大切なのは、「商品コンセプト」。強みやターゲットが明確に決まっていれば、お客様に伝えるべきイメージが自然と見えてくるはずです。千葉先生が受講生から商品コンセプトを聞きながら、背景色や構図を決め、素敵な靴の写真が撮れました。
フォトオフィスCHIBA 千葉裕幸さん
1968年、小牛田町(現美里町)生まれ。ホテルの企画販促業務でカメラ撮影を担当し、2005年に独立して写真事務所を設立。主に飲食店の販売促進のため、料理写真を中心に、人物、建物などを撮影している。「日経ウーマン」、「りらく」、「Kappa」、「Actalieia」などの写真も担当。