ワークショップ 第4回
2014.08.22開講
8月22日(金)、第5回ワークショップ「ラッピングの基本を学ぶ」を、株式会社ゆいネットで開催しました。デザイナーの菊池かづ枝さんを講師に招き、ラッピングの基本について実習を交えながら学びました。
(「弔事包み」をした箱)
(「シリンダー包み」の実習中)
◆誰に、何を、何のために贈るのか
まずラッピングのマナーについてお話をいただき、その後、"誰に、何を、何のために贈るのか"を考えて、TPOに沿ったラッピングをイメージすることが大事と学びました。
次に、包装紙とリボンの組み合わせ方についても学習しました。素材の質感、色、柄などなど、包み始める前にあててみて、全体のバランスをチェックします。「お祝い」と「お悔み」の包み方の違いも大事なポイントです。画像は、「弔事包み」をした箱です。「悲しみ事は早く流れるように」との願いから、ポケットや合わせ目を下向きにするのだそうです。
基本知識を学び、その後、用意された包装紙を使って、いろいろな包み方の実習を行いました。みなさんが苦労していたのは「シリンダー包み」(写真参照)。「慣れれば早くできるのですけどね。」と菊池先生はおっしゃるものの…練習、練習!
◆リボン使いもいろいろに
最後に、先ほど自身で包んだ箱を使ってリボンの掛け方の実習です。ひとひねり加えた掛け方をすることで、高級感のあるラッピングになりました。
菊池かづ枝さん
宮城県石巻市出身。幼少の頃から、花・布・紙に慣れ親しむ。
陶磁器メーカーに勤務し、ショールームでのディスプレイやラッピングなどの経験を経て、製菓会社に転職し商品の企画やディスプレイを担当、その後フリーとなり店舗ディスプレイをメインにいけばな教室やフラワーアレンジメント講師活動、ウエディングフラワーも手掛ける。