最初に訪ねたのは、塩竈市の「カフェ＋α（カフェプラスアルファ）」。店内の壁はギャラリーとして活用。また、パソコンや英会話などのカルチャー教室や仙台の作家集団によるワークショップも開催。塩竃の魅力を発信する基地としての役割を持ったコンセプトカフェでした。
「初心を忘れないことが大事」と話すオーナー狩野さんの言葉は、とても重みがありました。

塩竈市の「まちカフェ竹下園」は、お客様と一緒につくりあげていくお店づくりがコンセプト。コーヒーマシンを使うことで飲み物を安価に提供し、気軽に立ち寄り休める場所となっています。
店内には委託販売する手作り品がたくさん。500円で誰でも参加できるワークショップは、複数の講座を店内で同時開催することも。「思わぬ相乗効果が現れることもある」とオーナーの本間さん。

多賀城市の「コトリコーヒー」オーナーの庄司さんご夫妻は、「ちっちゃいビジネス開業応援塾」の受講終了生。 センスあふれる素敵な空間は、オーナーの好みを熟知している知人のデザイナーに依頼したとのこと。自家焙煎コーヒー豆や天然酵母パンなどの販売の他、コーヒーの淹れ方ワークショップ、「赤毛のアン」読書会も開催しています。
参加者からは、店舗デザイン、資金、タイムスケジュール等、具体的な質問が多く出されました。

最後に、8月24日にオープンしたばかりのコミュニティースペース「タガの柵（き）」を訪問しました。
オーナーの松村さんは多賀城の魅力を発信して地域に貢献したいと考え、多賀城の歴史や文化を紹介する展示の他、多賀城ゆかりの商品や野菜を店内で販売。また、多賀城のヒト・モノ・コトを訪ねるまち歩きガイドツアーも企画しています。