起業家視察ツアー 第1回
2014.05.30
5月30日(金)、第1回先輩起業家視察ツアー「郊外で開くお店のかたちin大崎市」を開催しました。大崎市鳴子地区と岩出山地区を訪問し、その土地ならではの食材や景観など、地域資源を上手に活用しているカフェを視察しました。
◆3日間だけオープンする特別なカフェ
まず最初に訪ねたのは、大崎市鳴子の「里山カフェ」。季節ごとに3日間限定で営業する特殊な形態をとっています。「里山の豊かさを伝えたい」という代表の鈴木美樹さんとスタッフの想いに触れながら、旬の素材を生かしたデザートをいただきました。
◆古民家を活用したおしゃれな漆工房
次は同じく鳴子の「ギャラリー漆木舎」。漆職人の佐藤建夫さんが、岩出山から築190年の古民家を移築して作ったギャラリーカフェです。漆絵や漆器の制作、販売はもちろん、近隣で採れる山菜などの食事も提供しています。佐藤さんから「何をするにも、いろんな人の世話になっている。しっかり取り組んで、ちゃんと想いを伝えることが大事」と支えてくれる仲間の大切さを教えていただきました。
◆野菜のおいしさが詰まったジェラート
お昼は「ビッグスター・鳴子味庵(なごみあん)」。地元の野菜を使ったランチと、併設の「なるこりんの野菜ジェラート」で作ったジェラートをいただきました。「なるこりん~」の代表・大澤英里子さんが、「鳴子にはこんなにおいしい野菜があって、みなさんに好きになってほしい」という想いを込めたジェラートは受講生にも大好評でした。
◆森の中に突然あらわれる「英国」
最後は、岩出山の別荘地にあるティーハウス「英国茶房 森栖」。オーナーの佐藤直行さん夫妻が紅茶の本場・英国をイメージし、立地から店舗設計、アンティーク調の内装や食器まで、一から作ったこだわりのお店です。佐藤さんから「自分でがんばれば、イメージに近いものができます。ゆめを実現しようと思えば、絶対にできます」とアドバイスを受けました。