起業家視察ツアー 第4回
2013.12.10
12月10日(火)、第4回先輩起業家視察ツアー「自宅でカフェを開く」を開催しました。 自宅でカフェを開業したオーナーさんから開業準備や開業後の体験について伺いました。
◆角田市「産直広場あぐりっと」
併設の「稲カフェ」運営について代表の掘米さんからお話を伺いました。 カフェ事業ではプロのアドバイスによるかぼちゃプリンの商品開発や、イタリアンシェフによるランチの提供など、来客数を増やす工夫をしているとのこと。 商品単価や利益率の話など実際の数値も含め、わかりやすく説明いただきました。
◆丸森町「カフェつぶっこ」
ランチは雑穀をつかったクリスマスランチボックスをいただきました。 オーナーの佐藤真紀さんは、風評被害に苦しむ丸森町を盛り上げたいと、内閣府の助成を受けご主人の実家にカフェをオープンしました。 地域の方から理解が得られず、心ない中傷のため大々的に宣伝が出来ない中での開業だったそうです。 それでも、遠方からわざわざ訪れるお客様や初めてコーヒーを飲んだという90代のおばあちゃんなど、多くのお客様が来店し佐藤さんは元気づけられたそうです。 今後は編み物やアクセサリー作りなども楽しめる体験交流型カフェに育てるのが夢とのことです。
◆村田町「café蔵人」
退職後、オーナーの山家浩幸さんが築112年の蔵を改装しオープンしたカフェは、時間の流れがゆっくりと感じられる落ち着いた空間です。 サイフォンでいれたコーヒーをいただきながら、開業へ向けての実践的なアドバイスをいただきました。 「オーナーはお店そのものと自覚し、すべて自分でやるという想いが大切。 開店当時のコンセプトを忘れずも、時代の変化にも対応して長く愛されるカフェを作ってほしい」とエールを送ってくださいました。