ビジネスを進めるうえで避けては通れないのが税金。どんな税金があるのか、しっかり覚えておかないと予定外の支出を迫られることになり、事業計画にも影響を及ぼしかねません。所得税、法人税、源泉所得税、住民税などさまざまな税金の種類や、個人事業主と法人が支払う税金の違いについて、車田先生にわかりやすくレクチャーしていただきました。

今年度より5%から8%へ上がった消費税。世の中に出回っているほとんどの商品に消費税が掛けられているので物品税と思われがちですが、実は売上1,000万円以上の事業者が支払う税金です。所得税や法人税などとは違い、利益が出なくても支払義務が生じるので、きちんとストックしておく必要があります。

講義のあとは車田先生を交えての懇談会。個人事業主で開業予定の方から青色申告に関する質問など活発な質疑応答が行われ、最後に車田先生が「健全な経営をするためには、数字をバカにしてはいけない」と受講生へアドバイスを送りました。2時間の講座を終え、受講生から「これから税金の勉強をしなきゃいけないと思いました」といった声が上がりました。