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コース案内

専門家懇談会 第5回

2014.01.31開講

1月31日(金)、「第5回専門家懇談会~ちっちゃいビジネスを始めるために必要な初心者の法律知識~」を開催しました。 好評につき、本年度2回目となるこの講座。 講師に、再び我妻崇法律事務所の我妻崇弁護士をお招きして、起業に必要な法律知識をレクチャーしていただきました。

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◆起業に欠かせない知財法

知財法とは「知的財産保護法」のことであり、「人が考えて作ったものの知的価値を守るための権利」のことを言います。知財法の中には特許法・実用新案法・商標法・意匠法・著作権法などがあり、身近なもので言うとお店のロゴや社名、キャラクターなども知財法と関わってくるそうです。 そのため、事業を行う上で知財法に抵触しないか確認することも必要です。自分で調べる場合は「特許電子図書館※下記参照」である程度調べることが出来るそうですが、限界があります。そんな時は弁理士に依頼すると良いそうです。
※ 特許電子図書館
http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl

◆フランチャイズの盲点

フランチャイズとは資本金を出資し、企業からの業務委託を受け、売上の何%かをその企業に支払うというものです。メリットは大手企業の看板を武器に、沢山の顧客を集客することが可能なので販売がしやすく、利益を出しやすい仕組みになっています。しかし、トラブルもあるので、契約内容には十分注意が必要とのことでした。 たとえば、加盟店への売り上げ向上につながる指導が無く、本部への加盟料だけを督促されたりするケースもあるそうです。契約の前に必ず、複数の加盟店から情報を得て契約したほうが良いとのことでした。

講義の後は質問タイムに移りました。 受講生からは社名と屋号の使い分けや、キャラクター製品の取り扱いなど、ご自身の事業についてたくさんの質問がだされました。

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弁護士 我妻 崇さん

宮城県大崎市生まれ。 昭和53年 慶應義塾大学法学部法律学科卒。 昭和61年に我妻崇法律事務所を開設し、一般民事、企業法務、損害賠償業務(交通事故、医療過誤、一般不法行為)、倒産関連業務(民事再生、破産)など、幅広く訴訟や法務に携わる。 「起業」と「企業」、2つの「きぎょう」を支援する専門家集団「PAG21」のメンバーとしても活躍。  
PAG21HP
http://www.ooentai.com/index.html