個人事業主と法人では税金の払い方が違います。 特に注意が必要なのが納税義務者になった際の消費税の支払いです。 預かった消費税は口座を別にするなどして運用に回さずストックしておきましょう、と車田先生。 消費税は所得がなくても物を売れば発生してしまう、2009年に税率が5％になってから滞納する事業者が一気に増えたそうです。 これからさらに税率が上がるので、後から捻出しようとすると額が大きくなり負担になってしまうのでくれぐれも気をつけましょう、とのアドバイスでした。

個人事業主と法人の間の取引では消費税をどう扱えばよいか、財産が何もなくなったＬＬＣを解散する時の手続きはどうなるか等、懇談会では受講生から次々に具体的な質問が出されました。 会計の数字には経営の全てがまるでドラマを見るように現れる、事業を健全に運営していくには数字の管理をきちんとしていくのが必須、と車田先生。 経営がつらくなった時に頑張れるのは事業に対して思いのある人、正義の話をするのは面映いが、善い事をしようという意識を埋め込んで行動していくことは後々必ず生きてくる、と熱く語る先生にパワーをもらいました。