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コース案内

専門家懇談会 第3回

2013.10.15開講

10月15日(火)、「第3回専門家懇談会~ちっちゃいビジネスを始めるために必要な初心者の法律知識~」を開催しました。 講師に我妻崇法律事務所の我妻崇弁護士をお招きして、起業に必要な法律知識をレクチャーしていただきました。

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◆開業に必要な資格や届出

開業するためには、業種によって資格取得や管轄官庁への届出が必要となります。 たとえば、飲食店は食品衛生法により保健所への届出が必要となり、ペットショップは動物愛護法により動物取り扱い業者の登録が必要となります。 また、中古品を仕入・販売するには古物営業法、薬品・健康食品の場合には薬事法の規制をクリアしなければいけません。 もちろん、ネット販売も同様です。

◆ネット販売の留意点

店舗を構えずビジネスが出来るネット販売には、その特性に沿った法律が施行されており、トラブルを避けるためにも事前に法律の知識を得ておかなくてはなりません。 たとえば、特定商取引法によりサイト上に販売者や所在、返品方法などを明記しなければならないことや、消費者契約法での誤認による意思表示の取消などです。

◆雇用にあたっての注意点

一人で出来るビジネスには限界があり、事業拡大や業種によっては雇用が必要となります。 労働基準法により雇用条件が定められており、これをしっかり把握し就業規則を作ることが大切です。 就業規則はネットでひな形を取得できるそうで、ご参考にしてくださいとのことでした。

講義の後は質問タイムに移り、「共同事業の注意点は?店内BGMの著作権は?」など具体的な質問が飛び交いました。 法律という専門分野なだけに受講生の態度も真剣そのものでした。

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弁護士 我妻 崇さん

宮城県大崎市生まれ。 昭和53年 慶應義塾大学法学部法律学科卒。 昭和61年に我妻崇法律事務所を開設し、一般民事、企業法務、損害賠償業務(交通事故、医療過誤、一般不法行為)、倒産関連業務(民事再生、破産)など、幅広く訴訟や法務に携わる。 「起業」と「企業」、2つの「きぎょう」を支援する専門家集団「PAG21」のメンバーとしても活躍。  
PAG21HP
http://www.ooentai.com/index.html