チャレンジカフェ 第3回
2014.07.25開催
2014年7月25日(金)「ちゃんとゴハン食堂 みやカフェ」にて、「第3回 チャレンジカフェ」が行われました。「チャレンジカフェ」は、飲食店の開業を目指す方を対象にした、体験型のカフェ講座。座学だけではカバーしきれない、より実践的な学習を目的としています。
今回は、前回に引き続き、原価計算を考える講座の「冷製スープ編」。かぼちゃの冷製スープ、トマトの冷製スープを、それぞれ2種類試食。味の違い、原価の違いを比較しながら、適正な売価やメニューの考え方について学びました。
◆原価の高いものがお客様に支持される?
今回は、かぼちゃとトマトのスープ2種類を手作りと市販品で用意。どれがどれなのか明かさずに、参加者全員で食べ比べをしました。手間のかかった手作りの物、原価率の高いものに人気が集まるかのではないかという予想を裏切り、味や価格に関する参加者の意見はばらばら・・・。お金をかければ評判が良いわけではない、また万人に支持される100%の味というものはないのだと、再認識をする結果となりました。
◆目標の売り上げを考える
今回は「目標売上試算シート」という資料を配布しました。試食した4種類のスープの希望販売価格、原価、粗利を把握できるシートです。粗利が数円違うだけで、目標売上に対して販売しなければならない数量が変わってきます。一カ月に換算すると、数十皿分の差がつく場合もあります。原価を抑えつつ、見栄えや味などの付加価値をつけて魅力的なメニューを提供していくことが大切です。参加者の皆さんはどうし話もはずみ、自分の今後のメニューについて気付きがあったセミナーとなりました。