トップ > 起業家紹介 > 山田 良太さん

起業家紹介

#

山田 良太さん

幼少より犬とともに暮らし、大学では、動物行動学、人間動物関係学などを学ぶ。 在学中から愛犬の食餌を作り始め、犬専門のケーキ・食品の製造販売の仕事を経験。 震災後は、被災犬のボランティアも続ける。現在は2頭の雑種と暮らす。ドッグライフカウンセラー。

犬と人間が向き合うきっかけを提供したい、犬への愛情をより深める場を作りたいと語る山田良太さんは、犬も人も幸せになれる「犬の生活向上カフェ」を準備中です。 カフェでは犬と人が楽しめる食事を提供し、料理教室や栄養学教室、しつけ教室も開催予定です。

# 3人兄弟の末っ子、山田良太さんは小学生の頃から犬を飼っていました。 高校時代は甲子園を目指す野球少年だった山田さん、甲子園への夢が終わり、進学したのは山梨県の大学のアニマルサイエンス学科。 当時はまだ漠然と犬や動物に携わる勉強がしたいと思っていたそうです。 親元を離れ1人暮らしを始めた山田さんは、犬を飼い自分で育て始めました。 離乳食の準備やしつけをしたこともあり、犬に携わる仕事を目指すことに。 またドッグフードの原料に不安や疑問を感じ、独学で栄養学を学び始め、犬の体のことを考えた食餌を試作するようになりました。

# 大学卒業後、東京でペット用品の商社に就職したものの、品質や原料は気にせず売れればいいという社風に疑問を感じ、半年後に退社。 山田さんは人間の勝手な都合ではなく、もっと犬のことを考えたサービスができないかと考え始めました。 犬のデリカテッセンでアルバイトを始めた山田さんは、犬用の食餌の量り売りや犬用ケーキを販売し、調理も担当することに。 実務に携わる中で、徐々に現在の「犬の生活向上カフェ」の起業構想が出来上がっていきました。

# 2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。犬のためのボランティアに携わることを決意して仙台に帰郷。 以後、動物愛護センターや民間の被災動物保護施設などでのボランティアに参加し、活動を続けました。 半年間スタッフとしても勤務し、被災で飼えなくなった犬や猫の世話をするうち、ドッグカフェ開業を目指し一歩踏み出すことになりました。 開業応援塾の「めざせ!ちっちゃなかわいいカフェ・飲食店基本講座」を受講し、起業に向けて勉強中の山田さんです。

山田良太 (ドッグライフカウンセラー)

E-mail

info@inuzemi.com

起業家リストへ戻る